Panasonic（パナソニック）は2022年4月〜9月の中間報告を発表しました。
この記事では2022年4月〜9月の中間報告を詳しく解説します。
- 2022年4月から事業会社制（持株会社制）に移行
- グループの第二四半期累計の連結売上高は4兆639億円（前年同期比15%増）
- 営業利益は、1,498億円（前年同期比26%減）
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会社概要
パナソニック は組織体系が変わりませんでしたか？
はい、2022年4月から事業会社制（持株会社制）に移行しています。
会社組織
パナソニック は2022年4月から事業会社制（持株会社制）に移行しました。具体的には以下の８社に分社化し、その８社の上にパナソニック ホールディングス（株）がある組織体系となっています。
- パナソニック
- パナソニックオートモーティブシステムズ
- パナソニックエンターテイメント＆コミュニケーション
- パナソニックハウジングソリューションズ
- パナソニックコネクト
- パナソニックインダストリー
- パナソニックエナジー
- パナソニックオペレーションエクセレンス
パナソニック （株）
事業：家電、空調機器、コールドチェーン、照明器具、配線器具、エネマネ、燃料電池
トピックス：純水素型燃料電池を活用した実証施設「H2 KIBOU FIELD」を2022年4月15日より稼働開始。
パナソニックオートモーティブシステムズ（株）
事業：車載システム、コックピット統合ソリューション、車室空間ソリューション
トピックス：「オペレーション力強化」を推進。敦賀拠点のAI導入ラインで、生産性2倍を達成。
パナソニックエンターテイメント＆コミュニケーション（株）
事業：映像、音響、通信機器
トピックス：高付加価値商品として高画質とサウンド体験にこだわったテレビのフラッグシップモデル（LZ2000シリーズ）を2022年7月に発売。
パナソニックハウジングソリューションズ（株）
事業：住宅設備・建材製品の製造、販売、エンジニアリング
トピックス：2022年4月から大塚家具および東京インテリア家具と共同でアブラヤシの廃材を活用した再生ボード化技術の事業検証を開始。
パナソニックコネクト（株）
事業：サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンタメ 向けソリューション、アビオニクス
トピックス：「KAIROS（ケイロス）クラウドサービス」の提供を開始。KAIROSクラウドサービスは、テレビやインターネット配信等の番組製作をサポートする映像製作ソリューションです。
パナソニックインダストリー（株）
事業：電子部品、メカトロ・制御デバイス、電子材料、モーター
トピックス：アルミニウム比270分の1「超軽量電磁波遮蔽材料」共同研究を開始。
パナソニックエナジー（株）
事業：一次電池、二次電池
トピックス：パナソニック エナジー タイ（株）がCO2ゼロ化を達成。
パナソニックオペレーションエクセレンス（株）
事業：経理、人事、知的財産、物流、情報システム、ブランド管理、調達
中間報告
パナソニックグループの第二四半期累計の連結売上高は4兆639億円（前年同期比15%増）でした。
半導体・部材不足による生産・販売への影響はありましたが、ヒートポンプ式温水暖房機や、車載電池などの販売増に加え、ブルーヨンダーの新規連結や為替の影響もあり、増収となっています。
営業利益は、1,498億円（前年同期比26%減）となりました。原材料価格高騰・固定費増加などの影響を増販益や価格改定などの取り組みでカバーできず、前年の一時益の反動もあり、減益となりました。また、税引前利益は、1,666億円（前年同期比19%減）、親会社の所有者に帰属する当期純利益は1,073億円（前年同期比30%減）となりました。
セグメント業績
2022年4月〜9月の各セグメント業績は以下となっています。
| 売上高 | 前年同期比 | 営業利益 | 利益率 | |
| くらし事業部 | 17,135 | 112 | 737 | 4.3 |
| オートモーティブ | 5,926 | 119 | △125 | △2.1 |
| コネクト | 5,179 | 122 | △104 | △2.0 |
| インダストリー | 5,960 | 107 | 485 | 8.1 |
| エナジー | 4,698 | 124 | 287 | 6.1 |
| その他 | 5,799 | 105 | 265 | 4.6 |
| 消去・調整 | △4,058 | ー | △47 | ー |
| 連結決算 | 40,639 | 115 | 1,498 | 3.7 |
株式情報
・発行済株式総数・・・2,454,056,597株
・株主数・・・495,503名
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まとめ
この記事では、Panasonic（パナソニック）は2022年4月〜9月の中間報告を解説しました。まとめは以下となります。
- 2022年4月から事業会社制（持株会社制）に移行
- グループの第二四半期累計の連結売上高は4兆639億円（前年同期比15%増）
- 営業利益は、1,498億円（前年同期比26%減）
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